IKEA超巨大小売業、成功の秘訣
- 作者: リュディガーユングブルート,R¨udiger Jungbluth,瀬野文教
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
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★★★★☆
そもそもIKEAが何の略かも知らなかった訳で。
Ingvar Kamprad Elmtaryd Agunnaryd(イングヴァル・カンプラード・エルムタリッド・アグナリッド)
前の二語は創立者の名前。そして、次はカンプラード氏が生まれ育った南スウェーデンの守に囲まれた農場の名前、最後がその農場から数キロ離れた村の名前。
こんな、素朴なネーミング、初めて見ました。。ちなみに、僕自身はIKEAに行ったことありません。じゃ、なんで読んでいるんだ。。
読んでみて、はーって思ったのは、家具に名前を付けると言うこと。RUTやKLIPPAN、BILLYなどなど。日本の製品で、そういうのって、あんまりないんじゃないかなーとか思ったり。
もちろん、カンプラード氏の強烈なキャラクターも。てか、この位の個性、って、個性ってくくりは適当すね。熱意、想いがないと、何も成し遂げられないんだ、って思いました。
「いくらデザインが最高でも、それを買えなければ何にもならないじゃないか?」
「10分間でどれだけのことができるかをよく考えよ。この10分を無為に過ごせば、失われた時間は永久に戻らないのである。10分というのはたんに時給の六分の一を意味するだけではない。この10分は君の人生の確かな一部なのだということを忘れるな」
「この地上に人間の住まいがある限り、強くて役に立つイケアが存在しなければならない」
等々、発する言葉に氏のキモチが表れていると感じます。
今度、行ってみますかね。イケア。
YouTubeはなぜ成功したのか
★★★★☆
何かと話題を呼んでるYoutube。
その誕生から現在に至るまでを書いた本です。意外と誕生の経緯知らなかったのです。
でも、後半はちょっとYoutube自体から離れて、そもそもの今の著作権制度のありかたに疑問を投げかけていたり。
確かに、制度自体、瓦解しつつある気もします。流れ行く水はせき止めるには限界があるかと。
えんぴつ1本ではじめる スケッチ手習い帖
- 作者: 兎本幸子
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2007/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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★★★★☆
読み物としても、絵柄がほんわかなのでいい感じです。
で、練習としてもいい感じ。
いろいろ描いて見ようって思ってしまいます。
デザインする技術 ~よりよいデザインのための基礎知識
★★★★☆
意外に面白い。
いわゆる、「デザイナー」と呼ばれる人々がどのようなツールを使っているのかが説明されています。
回転の角度の決め方、図形のくり返しによる効果、地紋の面白さ、写真を背景にする時に用いる半調処理、絵文字のピクトグラム、複数の文字を一文字で表現する「リガチャ」、構図を決める時に用いる三分割法、黄金図形、などなど。実践してみたくなりましたです。
てか、フランスのトリコロール(国旗)のそれぞれの幅が違っているってこと知りませんでした。。
キミがこの本を買ったワケ
★★★★☆
人々の購買行動に関する分析が為されていて、ためになります。
・僕らは常に、新しい何かを「知りたい」「学びたい」と思っている。なんでもいいから、脳の空白部分を埋めたいと思っている。
・CMが売っているのは結局、CM
・クリエイターは制約があるほうが燃える
・mixiの終焉、近し。
・コードナンバーで呼ばれた8代目スカイライン「R32」
・口コミは口コミ、買うのは自分
・客に仕事を残してあげる
・ちなみに僕は、「一人カラオケ」の登場を待っている。
なんて感じで、はー、とか、ほーとかなりました。人が空白を埋めたくなる、それは真実。何かここからひらめかないかなーとか思ったり。あと、確かにmixiの一千万、多すぎ。最近食傷気味だったりするのも事実。
もちろん、人の繋がりなどの魅力があるから使いつづけてますけど、その代替サービスが出てきたら移ろうと思っている人も結構いるんじゃないかなー。
アイデア・ブック2(トゥーボ)
- 作者: フレドリック・へレーン,テオ・へレーン
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2006/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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★★★★☆
子供は酸素ボンベとダイバースーツを何と呼ぶのか。どのようにしてポラロイドカメラが生まれたのか。子供に「スパイ衛星はいくつのあるの?」と聞いた時の答えは?
など、今回も鱗ぽろぽろなのでした。
PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 第2版
★★★★☆
700ページ超えてますけど、ソースが大半ですから、ざっくり読む分にはそれほど時間掛かりません。気になった所を列挙:
・設定に依存するショートタグは使わない方が無難。
・無限ループに陥った処理は「max_execution_time」に設定された秒数で終了。
・ゼロ、ヌル、空文字列などは「FALSE」と見なされる。ってこれまで知らなかったんかい。。
・フォームの値を変数に一括で代入するならextract関数
・画像ファイルの妥当性チェックにはgetimagesize関数も使える。
・マルチバイト文字向けの関数で、既存関数をオーバーロードできる。
・文字列の出現回数カウントにはsubstr_count関数
・配列のデータカウントにはarray_count_values関数
・配列のデータの一括処理にはarray_walk関数
・変数から配列を作るならcompact関数
・ファイルの最終更新時刻取得にはfilemtime関数
・PEARにもテンプレートクラス「HTML_Template_IT」がある。
・メタタグの内容取得にはget_meta_tags関数
・処理の一時停止にはsleep
・header関数でブラウザキャッシュの制御
・オンライン広告のサンプルアプリケーション、気になります。試そうかな。
・PHP、GDのインストール手順も載っています。
とまあ、まだまだ知らないことだらけすね。